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輪廻とリサイクル !? [薪・雑記]

・・・・・・難しそうなタイトルにしてしまいました。

今日(もう昨日)は木曜日で、楽しみにして見ているドラマ「菊次郎とさき」が放映されます。という割には、録画ばかりでなかなか先の話を見られません。ダンナと一緒に見ようとすると時間帯が限られる上に、ブログの方が優先順位が上だったりするので・・・・・・。 ^^;

しばらくぶりに、塾っぽい(そうでもないかも)お話をしますので・・・・・・。

たけしのお母ちゃん(室井滋さん、本当にいい味出してます)が前のシリーズからも毎回のように使う言い回しがあります。

「貧乏は輪廻(りんね:この場合は、ぐるぐると物事が循環する、という意味)する!」
という言葉です。

覚えている範囲でセリフを書き出すとこうです。

貧乏だと、子どもを学校へやれない、子どもを学校へやれないと、子どもは学問が身につかない、学問が身につかないといい仕事にありつけない、いい仕事にありつけないと貧乏だ、貧乏だと……、かくして、貧乏はぐるぐると輪廻するのであります。この貧乏の輪廻を断ち切るにはどうすれば良いか……、たけしっ! 自分で勉強して学問を身につけるしかないんだよっ!! しっかり勉強しなっ!!!

まあ、雰囲気としては、このような言い方だったのではないでしょうか。

かなりはっきりと言い切った意見なので、当然様々な感想やご意見を持つ方がいらっしゃるだろうと思います。でも、このご時勢…。「学校」の代わりに「有名国公私立大学」、「いい仕事」を具体的に「一部上場会社または官僚クラスの公務員(政治家を含む)」としたらどうでしょう。

もちろん、全てがあてはまるわけではありません。

でも、格差社会といわれる今の日本の世の中に生きていて、「買いたいものを買えて、安心して子どもを産み育てて、安心して老後を迎えられる」と胸を張って言える人は、どれだけいることでしょう。

ウチも今はさんざん美味しいものを食べて遊んでいるように見えますが、ダンナの実家でいろいろありまして、10年前に塾を始めた頃までは、親の借金の肩代わり分が1,000万円ほどありました。それを、20代の典型的なサラリーマンのお給料からやりくりしていたんです。

そりゃあ、辛かったですよ、子どもを産み育てるなんてこと、考えることすらできませんでした。
ダンナは、頭と身体を使って資金を捻出し(会社の退職金すべても含む)、塾の生徒さんから貰う授業料は、一切その返済には使いませんでした。「親御さんたちが必死になって子どもたちのために払ってくれるお金を、アホな親父の借金のためになんか使えるか」、と歯をくいしばって返しきりました。そんなこともあったんですよ~。だから、貧乏の怖さ、お金の大切さは実体験に基づくお話なんです。

今だってまだまだ、自分たちの将来も、子どもたちの将来も不安だらけです。「さき」さんのように、確固たる信念をもって教育や育児に携わりたいところですが、現実は迷いと反省の毎日だったりします(ダンナはきっと、オレには迷いなんかないっ!、と断言するでしょうが…)。

「先に不安があるヤツ、土地とか金とか持ってないヤツ(オレはそーだ!)は、這い上がりたかったら勉強するしかないんだ!!最初から(親の代から)持ってるヤツに対抗するには、とにかく勉強して(学科だけではありません)、自分で何とかするしかない。社会に出て生きていけるだけの強い心を、勉強の過程で持てるようにしろ!!!

というようなことを、偶然にも今日、夜の授業で30分くらい話してきたらしいです。

・・・・・・まあ、そのですね、お盆休みも終わり、夏期講習後半初日、この猛暑で頭も身体もダルダルだろうということで、このようなお話をちょっとしてみたわけなんです。一応、塾だし・・・・・・。


で、輪廻ついでに、リサイクルのお話です。たまたま行った本屋さんで、以前新聞の広告で見かけて気になっていた本を見つけたので買ってきました。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))

  • 作者: 武田 邦彦
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: ペーパーバック

ペットボトルをリサイクルすればするほど環境が汚れるとか、スーパーのレジ袋よりも自治体の有料ゴミ袋を作るほうが費用がかかるとか、これまで良かれとされてきたリサイクルのからくりを、データに基づいて説明がされています。分別回収をしたがために発生した費用が普通に焼却するだけよりも膨大にかかってしまうとか、恐ろしいことがたくさん書かれています。

著者は東大出身の大学教授で、国の機関でも活動されているようです。

9月に2冊目が出るみたいです。やはり関心のある方が多いのでしょうね。

本教室に設置している薪ストーブは、リサイクルの観点からいえば最も理にかなった暖房器具だそうです。「薪」となる木は、乱伐採しているのではありません。間伐材(草花でいえば間引きをしたようなもの)や、産業廃棄物としてただ燃やされてしまう(当然石油が使われます)運命の木や、自然に倒れて腐ってしまい、放っておくと分解の過程で二酸化炭素を放出してしまう木を「立派な燃料」として自然からいただくのです。「そしてウチの薪ストーブは燃焼効率も高くて85%!(無駄なエネルギーがほとんど出ない、と言いたいのです)」と、今日はさらに30分話してきたそうです。

・・・・・・半分以上、こんな話をしていたんですね。どうしても、言いたかったみたいですー。
(個別指導なので、全員に1時間以上雑談していたわけではないです~)


<今日のおまけ 古河の花火…これで文字通りの打ち止め> ^m^

古河の花火大会で1番の目玉ともいえる、全国でも珍しい、三尺玉を、撮っておきました。
つまり、とっておきの、ショットです・・・・・・。

パラパラ漫画風に、ご覧くださいー。


    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

    
    
    
    
    
    
    


  長あ~い記事になっちゃいまして、どうもすみませんでした…。 m(_ _)m


2007-08-17 00:38  nice!(9)  コメント(18)  トラックバック(0) 
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コメント 18

まめぞう

(ノ´▽`)ノオオオオッ♪すごーい!
やりましたねぇ!3尺玉!これ、連写モードで撮ったのですか?
しかし色々と苦労されたようですね。実はかく言う僕も10年ほど前に不条理な借金を背負わされもう大変で、とても一部上場企業の社員とは思えない生活を強いられた事がありまして・・・5年ほどかかって全部返しましたけどね。金額的にも一緒くらいかなぁ・・・まっ、この話は長くなるからまたの機会に・・・(^▽^;) 
とにかく人生楽しくやりませう!^^
by まめぞう (2007-08-17 03:54) 

ぴーすけ君

花火、見事です~♪大きいですね~(*>v<*)b
by ぴーすけ君 (2007-08-17 07:27) 

はっちん

師匠、お早いですね~。連写モードのまぐれ撮り、ですネ。
いろいろかぶることが多いと思っていたら、そんなことまで~……。
完済期間も、確かに大体同じくらいです~ ^^; はーはーはー…。
本当にまたの機会に聞かせていただけるんですか、私、ゴシップ好き好きお気楽ぐうたらおばばですよ~♪
by はっちん (2007-08-17 08:07) 

はっちん

ぴーすけ君おはようございます♪
三尺玉の大きさが伝わるかどうか…、写真、難しいですが面白くもなってきました。^^
by はっちん (2007-08-17 08:12) 

krause

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 」は、興味があります。
読んでみることにします。
by krause (2007-08-17 10:43) 

響(きょう)

私も貧乏を体験ずみですよ。*^^*
「金を使わず、頭を使え。」が座右の銘です。
by 響(きょう) (2007-08-17 13:40) 

ネコ

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 」は、関西のローカル番組では何度か特集を組まれていて 武田 先生も出演されていました。武田先生の話は、非常に面白くちょっと極端かなと思うところもありますが、説得力は、すごくあります。
 それはさておき、このところの異常気象や環境悪化を考えると、経済最優先の現在社会を見直さないとほんとにヤバイことになると、心底思います。
でも日本はともかく中国は空気は最悪だし、取り付かれたように開発していて、どうしようもないような気が・・・ ^^;
by ネコ (2007-08-17 15:23) 

Inatimy

分別回収も大事だと思いますが、その前にゴミになるものをなるべく出さない商品開発や販売方式も大事ですよね。
by Inatimy (2007-08-17 15:40) 

はっちん

Krauseさん、どうもありがとうございます。
私もまだ初めの方しか読んでいませんが、目次だけでも驚きの連続です。こうあるべき、という考え方がわからなくなりました。
by はっちん (2007-08-17 21:37) 

はっちん

響さん、こんばんは。
素敵な座右の銘ですね。私の座右の銘は、目下のところ「健康・長生き」なのですが、目先の食欲に負けて、不健康・短命になりそうです。
by はっちん (2007-08-17 21:38) 

はっちん

ネコさん、こんばんは。その番組は、本の帯に紹介されていた「たかじんのそこまで言って委員会」でしょうか。見てみたいです。
偏見かもしれませんが、最近のよくないことって、大抵何らかの形で中国が関わっているような気がしてなりません。自国さえ良けりゃいいのか、と腹が立つことが多々あります。
先日ご紹介していただいた「サムエル・ウルマン」の「青春」を検索してみました。素晴らしい詩をご存知だったんですね。これから歳を取る一方の身としては、とても勇気づけられることばの数々でした。月並みですが、とても感動しました。 ^^
by はっちん (2007-08-17 21:46) 

はっちん

Inatimyさん、こんばんは。
日本の政治、自治のしくみは、利権が絡み、癒着が多すぎて改善されることはないのではないかと暗い気持ちになります。欧米の国々はどうなのでしょうかー。
by はっちん (2007-08-17 21:49) 

はっちん

xml_xslさん、ご来訪&nice!をどうもありがとうございました。
by はっちん (2007-08-17 21:51) 

響(きょう)

【創作クラブ】『発狂のパレード』を書きました。(^^)
今日は挨拶だけでごめんなさい。
これからも、みんなで幸せになれる企画を創っていくから。(^^)
by 響(きょう) (2007-08-18 14:20) 

はっちゃん。

貧乏は輪廻する。に 私もうなずいてしまいました。。。
最近、子供たちに言っているのは
好きな事が仕事になるように頑張りなさい。ってこと。
はっちんのだんなさんのように強い心を子供たちに持ってもらうことが人生を豊かにする事なんだろうね。
ナイスです!
by はっちゃん。 (2007-08-19 13:52) 

ふあみど

花火とってもきれいですね。花火大会は大好きでよく奥さんと見に行ったのですが、今年は新しい家族が増えたのでどこにも見に行けてないです〜。
by ふあみど (2007-08-19 18:41) 

はっちん

はっちゃん、いつもどうもありがとう! *^v^*
仕事をしているときに生き生きしている人、笑顔でいられる人、てとてもステキだなあ、と思うんです。私は…、子どもを叱る前に、もう少し笑顔でいられるようにしなくちゃ、って、また反省…。 ;_ ;
by はっちん (2007-08-20 15:04) 

はっちん

ふあみどさん、はじめまして、いらしていただいてどうもありがとうございます。^^  赤ちゃんがお生まれになったんですか?おめでとうございます!! 夫婦2人のときとは全く勝手が違ってしまいますが、自分の赤ちゃんって、ずーーーーーーっと見ていても見足りないくらい、愛おしい存在ですよね。よろしかったら、またいらしてください。
by はっちん (2007-08-20 15:10) 

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