新婚のおもひで。 [もろもろ雑記]
この２,３日中に、親子に関わる事件、日本人の根幹である国語（つまり日本語)力低下のニュースが立て続けに飛び込んできました。最近は何だか神経が麻痺してしまい、またか、という感覚すらあるのですが、そもそも私たち夫婦が塾を始めたのは、１０年前に今の世の中を危惧していたからなのでした。
結婚当初、ダンナの実家の事情があって、私たちはとても貧乏でした。今もし子供が生まれても、私たちが望む環境を整えることはとても無理だと判断し、２人だけの生活を選びました。しばらくは主婦の気分も味わいたくて、退職してのほほんと暮らしていた私でしたが（生徒に大きな声では言えませんが、朝出勤するとほとんど午前様のダンナの留守に、スナック菓子を大量に買い込んでゲーム三昧を続けた極楽のような日々もありました）、半年ほど経った頃、あまりのぐうたらぶりに社会復帰できないことを心配したダンナ様が、「そろそろ何かしたら？」と声をかけてきたのです。私自身も、急速に太りだした体を見直して現実に引き戻され、「貯金を切り崩して月々過ごしている場合ではない」と猛烈に反省しました。ダンナもゲームや漫画や映画が好きなので、ゴールデンウィークに家にこもってポテチとチョコとＲＰＧかレンタルビデオ、なんてこともしていたので、ハマると他の事をやる気が何も起きなくなる、というゲームの魔力は身に沁みてわかっているつもりです。やりたい事と、やるべき事との折り合いのつけ方は、人によって違いますが、折り合いをつけられない場合に問題が出てくるので、ダンナは生徒の指導にあたる時、そういった心の状態に踏み込んで解決を図ることもあります。
ぶろぐなるもの、今日から、ようやく、始めます。 [もろもろ雑記]
サラリーマン川柳の入賞作品をダンナとニヤニヤしながら見て（個人的には２位と８位の虐げられる夫の嘆きが好き、うちのダンナ様はきっと幸せなはず）、上の娘を幼稚園へ送り出し、下の娘は明け方疳の虫（？）で泣いた疲れで今爆睡（ちなみに午前１０時）、幸福のダンナ様（先日子供たちとテレビで『幸福の王子』を観たのでつい・・・）はおつかいに出かけたので来月の請求書類を作る前に（うちは夫婦で学習塾をやっておりますです、はい）一息ついて念願のブログを作ってみよう！とパソコンに向かう私ー。なあんて表現をすると、ツマ、ハハ、センセの３足のわらじを見事に履きこなしている女性の鏡のようにも誤解できそうではありませんか。
とおんでもない！！いい加減大好き、というかいい加減にしか何事もできないようで。教育産業に身を置きながら自分の子供は何にもしていません、えっへん！リトミックも英会話もピアノも水泳もプリント学習も全然！うちで絵本の読み聞かせすらまともにしたのは数える程度。だって下の子が読むそばから持ってっちゃうんだもん、と自分に言い訳。ディズニーリゾート関係の買い漁ったガイドブックは子供たちが勝手にめくりまくってボロボロに。テレビは毎日３時間は見せてるかなあ。私も結構熱心に見ていたりしてー。授業に出ていた時はテレビなんか見ていなかったからさっ！その反動よっ！と誰も聞いていないのにまた自分に言い訳ー。料理は事務作業を理由に外食お惣菜時々手作り。上の娘に「うちのゴハンは何が好き？」と試しに聞いてみたら、「えっとー、ごはんとふりかけと、トマトと、なっとうと、えっとー、メカブ！」という返事。幼稚園では答えないでくれと願いつつ、今月から弁当が始まったのでごまかしテクをまたあれこれと。教室の掃除は毎日他の先生方にお願いしているけれど、自宅部分は・・・（ご想像にお任せします、うちの先生たちは知ってますケド）。子供たちが家に友だちを遊びに連れてくる年頃になっても、きっと通すのは教室で、居住区は進入禁止区域に指定していることでしょう。
