三爺さん、ごめんなさいー。 [もろもろ雑記]
今日は、昨日また遊びにいったことを更新記事にしようと思っていたのですが、ついさっき、本教室でダンナと水槽（大タライ）を洗おうとしたら・・・・・・・・・・・・・・。
カメさん３匹、全員の死亡が確認されましたー・・・。
原因は、多分、今日の暑さ、だと思われますー。
ちょっと日陰にはなっている庭に、水を張ったプラスチックのゲージを水槽代わりにして、もう１０年近く同じように飼っていました。冬も特に何もせず、室内に置いておいただけで元気に春を迎えてくれていたのですが。さすがに連日のこの暑さ、もう少し涼しい場所を探してあげれば良かったのかしらと。
私が成人を迎えた頃に飼い始めたので、もうかなりの長生きでした。老衰ならば天寿を全うしたと、穏やかな気持ちで送り出せたのかもしれません。でも私、水槽の水がもしもものすごく熱くなっていて、居場所がなくて苦しくて逝ってしまったのだとしたら、後悔のしようもありませんー。水もかなり汚れていて、いよいよ洗うぞー、とダンナが言っていた矢先のことでした。
ポストの脇に穴を掘って、埋めました。水仙の球根が出てきたので、一緒にー。
気付いたら、手のひらにマメができていました。意識していませんでしたが、シャベルをよほど、力を入れて握っていたみたいです。
ぼーーーっとしているところへ、卒業生の男の子（現在は２２歳）が遊びに来てくれました。どこへ行くにもチャリンコで、夏は毎年真っ黒になっていたのに、今日は真っ黒な車、しかも日産エルグランドライダー（好きな人は凄く好きみたいです）に乗ってきました。新車と見間違えるほどピッカピカでした。もう社会人４年目、ちゃんと自分の稼ぎで買ったそうです。実はこの車は２台目で、記念すべき１台目のワゴン車は、ご両親にプレゼントしたそうです。
中学生の頃から勉強をがんばっていて、親孝行な子だったんなら、わざわざ記事に載せません（笑）。どうにかして食いっぱぐれのないように、とお父さんからもお願いされ、「元気なのと休まないのだけが取り柄だから」というやんちゃ坊主くん、ダンナが必死に最適な進路を考えたんです。授業中に反抗期でむくれて、だら～～っとしていた彼を、本気で怒鳴りつけたものでした。ダンナがあれほど凄い剣幕で生徒を叱ったのは、彼がまだ最初で、次が出ていないです、多分～。 ＾ｍ＾
「お前、今だけ死ぬ気で勉強してみろ。志望校に受かったら（企業の提携校なので合格して規定の単位を修得できれば、３年後の就職は約束されている上に、学生生活を送る３年間は勤続年数に数えられて、かなり裕福なお小遣い程度のお給料とボーナスも支給されていました）、今お前より勉強ができる奴らを給料で抜いて、しかも好きな車を買えるようになるぞ」
最後の、「車を買えるぞ」がよほど利いたのでしょうか。留年のピンチを何度か迎えながらも何とかやり過ごし、しっかりと社会人としての生活を送っています。
あっぱれしんちゃん!! 
（あ、名前出しちゃった、ま、いっかー）
頼もしくなった彼と少しの間話ができて、ちょっと気持ちが浮上しました。
……でも、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……。
「ともぞう」 「なみへい」 「マシュウ」 の三爺カメさん（オスだったのか不明ですが）、うちの家族みんな、あなたたちのことが好きでした。
子どもたちにも、ちゃんと見せて、お別れしました。
「さむくなったときは げんきになるの？」 とおねーちゃんには無邪気に聞かれー。
おねーちゃん、もう、おんなじカメちゃんたちには、二度と会えないの、ごめんね・・・・・・。
